起立性調節障害

起立性調節障害は思春期前後に多く、起立時にめまい・動悸・失神などが起きる自律神経の機能失調です。

起立性調節障害の典型的な症状として、

・朝なかなか起きられない

・立ちくらみ

・動悸や息切れがする　など

朝起きられないことから、不登校になる割合が多いことが知られています。

午前中に症状が強く出る傾向があり、午後になると軽減していく特徴があります。そのため、夜遅くまでスマホを長時間見たりして昼夜逆転の生活になってしまうこともあり、頭痛や腹痛・倦怠感などの症状がでたり、精神的なストレスから症状が悪化することもあります。

起立性調節障害は、自律神経の機能が低下し、循環器系の調整がうまくいかなくなることが原因になります。自分の意思ではコントロールすることができない体の病気です。

自律神経の機能が低下する要因として、体の発育による自律神経の乱れ・運動不足・水分の摂取不足や精神的なストレスなどが考えられます。

起立性調節障害には、保護者や学校など周りの人が病気への理解を深め、サポートしていくことが大切です。

起立性調節障害は自律神経との関わりが深く、精神的なストレスが影響しているため、ストレスを軽減・コントロールしていくことが重要になります。

当院では、自律神経の乱れを家庭環境・親子関係・学校での友達関係、内臓の疲労や感情・ストレスから原因を特定し、自律神経を整えることにより身体の機能を上げていきます。

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